サロン開業日記〜空間づくりへのこだわり②〜

こんにちは、private esthetic salon belleの加藤 奈々です。
今回は、サロンの準備でこだわった「空間づくり」についてお話しをしていこうと思います。
施術の時間というのは、単なるお手入れの時間ではなく、心と身体をリセットする大切なひとときだと思っています。日々の忙しさや疲れ、ストレスから少しでも離れて、自分自身を取り戻すような“特別なひととき”。だからこそ、施術の内容だけでなく、その時間を過ごす“空間そのもの”もとても重要だと感じています。
その中でも特にこだわった「照明」と「パーテーション」について、少しお話ししたいと思います。
照明:光の加減で空間は変わる
照明って、ただ明るければ良いというものではなく、空間の印象や居心地にとても大きな影響を与えます。
施術中はリラックスしていただきたいですし、カウンセリング時やお帰り前などは、顔色や肌の状態がしっかり見える明るさが必要になります。
そんは風にシーンによって最適な明るさや色合いが異なるため、照明にはこだわりました。
導入したのは調光・調色機能付きの照明。明るさの調整はもちろん、白っぽい色からオレンジ系の暖かい光まで色味を変えることができます。
たとえば、施術が終わって少しぼーっとしているようなときは、ほんのり暖かい色が優しく包み込んでくれると、自然と気持ちも和らぎます。一方で、肌の状態を詳しく見るときには、白色の光があるととっても便利。
お客さまの状態や気分、時間帯に合わせて“そのときに一番心地よい空間”を作ることができるこの照明は、私にとって理想的な存在です。
パーテーション:一目惚れから始まったこだわり
もうひとつ、今回どうしても触れておきたかったのが「パーテーション」について。
サロンにお越しいただくお客さまには人目を気にせず、安心して過ごしていただきたいという思いがありました。
そのため、空間を仕切るアイテムとしてパーテーションを探していたのですが、なかなか「これだ!」と思えるものに出会えず…。
そんな中、あるお店で偶然見かけたパーテーションに一目惚れしてしまいました。
最初はサイズの大きさに迷って、一度は諦めたのですが…どうしても忘れられず、思い切って購入しました。
透け感が少なく、程よいプラベート感を保ちつつ、置いてみると圧迫感もなく、何よりその佇まいに高級感があって。
今ではサロンの空間にぴったり馴染んでいて、本当にお気に入りのアイテムです。
空間づくりは“おもてなし”のひとつ
照明やパーテーションに限らず、サロン全体の空間は、言葉では伝えきれない“おもてなしの気持ち”を表現するための大切な手段だと思っています。
お客さまに“ここなら安心できそう、ここに来るとホッとする”と感じていただけるような空間を大切に育てていきたいと思っています。
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